文鳥飼育の一例

いままでアクリルケースと書いてきたが、うそである。
実際には、二枚のアクリル板を蝶番(ちょうつがい)で結合し、一組の衝立(ついたて)を作り、それを二組作って鳥かごの周りを囲う。
その上にアクリル板を置いて、天井にする。
構造はきわめて単純だが、いちおう説明用の画像をつけておこう。

実物はこんな感じ。

□ 材料
アクリ屋ドットコムで購入した。
アクリル板600x450(5mm)クリアー アクリル板600x450(5mm)クリアーOAP65C 1638円 五枚
アクリサンデー接着剤(アクリル用) アクリサンデー接着剤(アクリル用) 580円
オリジナル透明蝶番6個(LLサイズ) オリジナル透明蝶番6個(LLサイズ) 714円
合計9484円
アクリル板の大きさは、鳥かごに合わせる。
私のものは、35cm×40cm×53cm だったので、45cm×45cm×60cm のケースにした。

□ 手順
アクリル板二枚を平らなところに置き、蝶番を載せる。
ただし、蝶番の山側を上にする。
これで、完成品と同じになるが、問題がなければ、接着剤で蝶番を貼り付ける。
接着剤は、針状の細い金属パイプでアクリル板と蝶番の間に浸透させ、固まるのを待つ。
実際には、気泡が入りすぎ、また、はみ出た接着剤をふき取った跡が残ったりして、いかにも素人な出来栄えになった。
一度やるとコツが分かるので、次回はうまくできると思うが、もう作る機会はないだろう。
どうしても心配なら、小型のアクリル板と蝶番を余分に買って練習してみればよい。
接着剤の量は余裕があるのだから。

□ その他メモ
分解、移動はきわめて簡単。収納時はアクリル板5枚の大きさになる。
掃除は風呂場に持っていって、シャワーを流す。毎日でも可能。
寒季以外は、天井はいらない。
材料費が、一万円近くするのは重大な欠点。
アクリル板を3mm厚にすると、六千円くらいで出来るはず。
5mmにしたのは単にbirdmore製のマネをしたのと、支柱なしで自立するには厚みが必要かもしれない、と考えたから。
実際には、紙を折っただけで自立するので、3mmの板でも問題ないだろう。
とくに、天井は薄くても無問題。
互換性のために、側面と同じ板にしたけれど。
衝立を組み合わせただけなので、密閉性は劣る。防音は期待できない。

□ 追記

室温がそれほど下がらなかったため、保温目的ではケースはいらなかった。そのため天井はつかわずに放置中。2009/3

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